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すてきなトレーマットのお話。

このトレーマットの正体は

トレーマットのQRコードからアクセス頂いた方、ありがとうございます。
このトレーマットは「 東京デザイン専門学校キャリアコース(学生・社会人対象講座) 」とのコラボレーションで誕生しました。
当時、グラフィックデザインコースの受講生だった、「星野 正成(ホシノ マサノリ)さん」によってデザインされました。

デザインのコンセプトは?

以下、星野さんからのコメントです。

私が今回のトレーマットのデザインとして重視したのは、「機能性」と「メッセージ性」です。

【機能性について】
SNSを活用する人にとっては、写真映えする方が良いと思います。
そのため出来るだけ文字を減らし、”食事を演出する”という意識を心掛けました。
急いでいる人や写真に興味がない人も白い紙の上で食べるよりも、食事を演出してくれるトレーマットの上で食べた方が満足できると思います。
また、誰かと食事をしている時、
「めずらしいトレーマットだね。」とか「面白いね。」とか、話のタネになれば嬉しいです。

【メッセージ性について】
フレッシュネスバーガーらしさが出るように、フレッシュネスバーガーのイメージカラーを使用しました。
 パソコンのデザイン制作ソフトを使えば、10分ほどで完成してしまいますが、そこをあえて手描きにしてこだわりました。
 フレッシュネスバーガーの商品もバンズにカボチャを入れるなど、美味しさのために小さな所までしっかりとこだわることをデザインからも伝えるためです。そして、見た目の効果としても一般的にタイル柄は直線的なイメージを連想しがちですが、そこに微妙な手の揺れや自然のにじみが加わることで、生物的で今にも動き出しそうな不思議な感覚になっていただけたら嬉しいです。

 また、私は日本茶を長年飲み続けていて、日本の精神性を大切に考えています。
タイル柄の中で一つ空白になっている個所がございますが、
これは”まだ完成していない”という意味を含めています。
それは、日本には昔から”物事は完成した時から崩壊が始まる”という考え方があるからです。
ハンバーガー店なので見た感じは洋風なデザインですが、和の文化への敬意は日本の企業として入れるべきだと思いました。

トレーマットができるまで

デザインの構想が練れたら、
まずは、粗めの水彩紙にハケで水を軽くひき、その上から全体にやや赤みのある黄色を塗ります。
(少しムラを作って塗ることで、出来上がりの印象が面白くなります。 )

しっかりと乾かして、HBの鉛筆を使って、薄くマス目をひきます。

次に色を載せていきます。
色を載せる際に大事なのが、規則的すぎても不規則すぎても良くないということ。
重心を意識しつつ、ランダムさを感じさせるように色を載せていきます。

絵の具の自然な広がりなどを楽しみながら色を載せます。
・テクニック①
 色を載せた後、少し乾き始めた時にティッシュなどで拭き取ると、輪郭が強く残り中央が明るくなります。
・テクニック②
 色を載せ、しばらくした後に水を垂らすと、にじみの効果があります。

全体の色調を観て、必要であれば重ね塗りなどを行い、バランスを調整します。
そして、完全に乾燥させます。

【製作過程】

手描きしたデザインをスキャナーでパソコンに取り込み、コピーを入れるなど調整をします。

調整を重ね、ついに完成!

星野さんについて

以下、星野さんからのコメントです。

 私は普段から絵を描くのが大好きで、水彩画や鉛筆画などライフワークとしてこれからも続けていきたいと思っています。
 その中で大切にしているのが“表現者”としてふさわしい人間であろうとする意識です。
私は自然をモチーフとして描くことが多いため、現在は森林保護のボランティアに定期的に参加したり、 寄付を積極的に行っています。普段の生活から表現を意識し行動することで、描く作品の世界観がさらに深くなると信じています。

 私の絵はまだまだ未熟ですが、良い絵が描けるようにこれからも一生懸命努力していきます。もちろんデザインにも高い意識を持ち、多くの方々にとって必要とされるデザインを創造していきたいと思います。

 この度は私のデザインに興味を持っていただき、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。皆様との一期一会のご縁に心から感謝いたします。 

星野正成

星野さんの作品 ギャラリー

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